ピーナッツアレルギー

2021-01-26

長男が2歳になって間もないある日のこと

ピーナッツアレルギーでアナフィラキシーを起こしました。

今回のブログは、その日の様子を綴ります。

⚠️発疹の写真を載せますので、苦手な方はご注意くださいね。

あの日、朝(その日は土曜で、もう昼に近かったです。)目覚めた長男に、ピーナッツホイップをティースプーンで与えました。というのも、当時の長男は、パンにジャム等を塗るのを嫌がる傾向にあったため、パンには塗らず、試しに、ホイップクリームの味が好きかどうか確認しようと思ったのです。

一口食べたら、美味しかったようで、ティースプーン3杯ほど食べました。

すると、20分も立たないうちに、なんだか顔色が悪くなったような気がしました。紫っぽくなってきたような…?しかし、体には何の変化もないため、気のせいなのかな?とも思ったり…

まさかピーナッツアレルギー?でも、ピーナッツ入りのおせんべい食べたことあるし、まさか、アレルギーじゃないよなぁ?

そんなことを思っているうちに、母乳をほしがったので、あげると眠ってしまいました。

さっき起きたばかりなのに、もう寝るの?まだ眠かったのかな?と思いながら、布団に寝かせました。すると、1分も立たないうちに、嘔吐し泣き出したのです。

これはただごとではない、と思いました。すぐに、一緒に住んでいる義父母に相談しに行き、病院に連れて行くことになりました。

救急病院は遠く、救急車では間に合いそうにありません。そこで、近くのアレルギー科のある内科に大急ぎで電話しました。

「すみません、ご相談があるのですが、こどもが朝ピーナッツホイップを食べて、顔色が悪くなって嘔吐もして、ぐったりしています。そちらで診ていただけないでしょうか。」

「先生に相談しますので、少しお待ちください。

息苦しそうですか?何分くらいで来れますか?」

「5分くらいで行けます!息苦しいかどうかはわからないのですが、ぐったりしています!」

「わかりました。すぐに連れて来てください。」

「ありがとうございます!うかがいます!」

こうして大急ぎで息子を病院に連れて行くと、病院は混んでいましたが、すぐに先生のところに案内してくれました。

経緯を説明すると、すぐに処置にとりかかりました。

注射を打ち、背中にホクナリンテープを貼り(呼吸を楽にするため)、点滴を打たれる息子。30分くらい様子を見ましょうということで、ベッドで付き添っていました。

心配で心配で、涙が次から次へと溢れて来ました。本当に、もしかしたら死んでしまうのではないかと思いました。

30分くらい経ち、先生が様子を見に来てくださいました。

「ピーナッツのアレルギーで、アナフィラキシーを起こしたのだと思います。すぐに病院に連れて来た、その判断は正しかったです。」

1時間くらい病院に滞在したのち、もう大丈夫だろうとのことで、家に連れて帰ることになりました。

家に帰っても、息子は元気がなく、ぐったりしたままで本当に心配でした。

「大丈夫?何か飲む?」と聞いても返事も元気もなかったのですが、「アイス食べる?」と聞くと急に目を開けて、「食べる」と。アイスが好きな息子だったので、あ、もう大丈夫だな、とほっとしました。

そのうちに、それまで出なかった湿疹が出てきました。顔にも、体にも。今度は、紫ではなく赤い湿疹でした。

足の関節や、足首にも。

背中にも

首にも

全体ではなく、まだらに、赤く腫れる感じでした。

夜になるまでには、湿疹は消えてゆきました。

その後、日曜を挟み、月曜にまた病院に行き、またもしも誤ってピーナッツを口にしてしまったときのための薬をもらいました。

「ピーナッツアレルギーは、他のアレルギーと比べ、簡単に治るものではありません。また、他のナッツ類も、同様にアレルギーを起こす場合がありますから、注意してくださいね。もし、今後またピーナッツを食べてしまったら、すぐに救急車を呼んでください。」

私は知らなかったのですが、アレルギーが起こる際は、初めて食べたときでなく、二度目以降だそうです。息子の場合は、ピーナッツせんべいをたべたことがあったので、今回ピーナッツホイップを食べて症状が出たようです。

もしもあのとき、空きっ腹にピーナッツホイップをあげなければ…もっと少ない量だったら…と考えずにはいられません。ピーナッツって美味しいですよね。チョコボールも、ゆで落花生も食べさせてあげられないなんて😭

しかし、アレルギーと向き合い、いつか治りますように…いまはとにかく、口にしないようにしなければ。

アナフィラキシーとは本当に恐ろしいものです。うちの子も、少し対処が遅れたら命はなかったかもしれません。

義母が、「はやくしないと本当にまずいよ」と教えてくれて、病院に連れて行ってくれたおかげです。もし義父母と一緒に住んでいなかったら、核家族で、旦那がいないときだったら…と想像すると恐ろしいです。

今日も、元気いっぱいの息子と過ごせることに感謝です☺️

読んでいただき、ありがとうございました。